トイブロ

■ 簡単に個別記事に飛べるようTOY ROOMなるものを作ってみました。 リンク先は多分あってると思います

EX合金PLUS+ ゲッター1 最終決戦パーツセット 

もう8年くらい前になるでしょうか?アートストームより発売された 「EX合金 ゲッター1」 のバージョンアップ用のパーツセットが発売!

ゲッターは初期の 「オリジナルカラーVer.」、ボディの色味を変更した 「リペイントVer.」、「ブラックVer.」 の3カラーが存在しますが、
それぞれのカラーに合わせ、最終パーツセットも3種のカラータイプが発売。
さらにカラーリングを一新したゲッター1本体に最終決戦パーツが含まれた 「ゲッター1 最終決戦Ver.」 も発売されました。


パッケージ
EXgoukin_Getter1_FinalBattle_01.jpg

私が持っているゲッター1は初期に発売されたものなので 「オリジナルカラーVer.」 を購入。
パッケージは31cm×10cm×10cmというサイズのクローズドボックスで、中はブリスターの2段重ねになっています。

原型製作:藤原辰弘 氏


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_02.jpg

付属品 その1
左奥から、恐竜ミサイル持ち手(右)、ゲッター炉心持ち手(右)、ダメージVer.手(左)、腹部装甲 ダメージVer.
スカルフェイス(頭部)ダメージVer.、フェイスマスク ダメージver.、胸部装甲 ダメージVer.、背部(コイル部)ダメージVer.

他、ハンドオプション用のボールジョイントが2個付属。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_03.jpg

付属品 その2
器官パーツ(長-太)、器官パーツ(長-細)、器官パーツ(中)、器官パーツ(短)、器官パーツ(腹部取り付け用)


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_04.jpg

付属品 その3
恐竜ミサイル

恐竜ミサイルは各タイプ別に異なる配色がされています。

・オリジナルカラーVer. … メタリックグリーン + ピンク
・リペイントVer. … メタリックブルー + レッド
・ブラックVer. … ホワイト + オレンジ
・ゲッター1 最終決戦Ver.(本体セット) … メタリックパープル + スカイブルー


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_05.jpg

ゲッター1にパーツをセットしていきます。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_06.jpg

ノーマルタイプの頭部を引き抜き、付属のスカルフェイスを取り付け。
ダメージを負ったゲッターはカッコいいですねー


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_07.jpg

スカルフェイスの上から、フェイスマスクをかぶせます。
顔の右半分のスカルフェイス部がむき出しになってるのがシビれる。

フェイスマスクのひび割れもイイ! グリーンの部分はクリア成型が活かされているので見栄えも綺麗。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_08.jpg

ノーマルの胸部装甲、ゲッター炉心、腹部装甲を取り外し。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_10.jpg

ダメージVer.の胸部装甲パーツと腹部装甲パーツの取り付け。 ゲッターのどてっ腹にデカい穴が開きました。
腹部装甲に造形されためくれ上がったダメージ表現が可動に大きく影響、腰の可動は、ほぼなくなります。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_11.jpg

お次は背部のダメージパーツの取り付け。
ノーマル状態で付いているコイルパーツ 「弐」、「参」 を外します。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_12.jpg

コイルを外し背部パーツを取り付け。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_13.jpg

恐竜ミサイルを取り付けていく前に…

ミサイルは先端パーツ、顔パーツ、中間パーツ、ロケットノズルの4パーツに分離が可能。
取り付ける場所によってパーツの組み合わせを変更します。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_14.jpg

腹部へ取り付ける場合は恐竜ミサイルの先端パーツ、顔パーツの2つを組み合わせます。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_15.jpg

背面はロケットノズルをそのまま取り付け。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_16.jpg

見事、ゲッターの腹部を刺しつらぬいた状態の再現ができました!


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_17.jpg

ミサイル持ち手に恐竜ミサイルの先端パーツを取り付け。
恐竜ミサイルの弾頭を腹部から引き抜いた状態の再現もできます。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_18.jpg


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_19.jpg

ゲッター炉心には器官パーツを取り付ける穴が3箇所、開いています。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_20.jpg

腹部装甲パーツに、器官パーツ (腹部取り付け用) を装着。
腹部の器官パーツに開いている3つの穴が、それぞれゲッター炉心に開いている穴に対応しています。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_21.jpg

4種の器官パーツを炉心、腹部パーツへ取り付け。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_22.jpg

ダメージVer.の左手を取り付ければゲッターの破損度がMAX状態に。


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_23.jpg

カッコいい!


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_24.jpg


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_25.jpg


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_26.jpg


EXgoukin_Getter1_FinalBattle_27.jpg

器官も引きちぎっちゃう勢いで。


恐竜ミサイルに体をつらぬかれた場面、恐竜ミサイルの弾頭を引き抜いた場面、炉心を暴走させる場面、
主にこの3つのシチュエーションが再現できる 「最終決戦パーツセット」。
各シーンが再現できるとはいえ、昨今発売される合金玩具と比較したらお世辞にも可動が優れているとは言えないプチ年代もの。
腹部装甲パーツを取り付けると、さらに可動域が狭まることもあって派手な見栄張りポーズは苦手だと思います。
…動かすとちょっとした反動で胸部装甲、腹部装甲パーツがポロリしてしまいますし。

基本、大型の合金玩具は素立ちに近い状態で安定感あるディスプレイをすることになるのがほとんどだと思いますが、
その中に炉心を高々と掲げ、暴走させるボロボロのゲッターを置けるのはディスプレイが映えていいと思います。
ディスプレイの幅を広げる追加オプションとして見たほうがいいですね。 ボロフェチにはたまらないはず(笑
ただ、合金パーツも使用されていないのに7,800円(送料別)は正直なところ、ちょっと高いなぁ…



あと、ちょっと不満なのがコレ!

EXgoukin_Getter1_FinalBattle_28.jpg

色、合わせろやー (`Д´)
前後で全然、ちゃうやんけ アホー


それはそうと10年近く前の商品の追加オプションセットですよ!(笑) まさかまさかの商品展開って感じですね。
古い商品であるにも関わらず (古いと言ったら失礼ですね)、もとい歴史ある商品であるにも関わらず追加オプションが発売されたり、
いまだにリペイントVer.が発売されていくというのは、やはりEX合金 ゲッターロボに魅力があるからなんでしょうね。
ロボ師はいい仕事をしたなぁ…



EX合金PLUS+ ゲッター1 最終決戦パーツセットでした。





マジンガー1969で 「VS暗黒大将軍 パーツセット」 もいけそうね。
スポンサーサイト



千値練×T-REX 巨神ゴーグ  

約1万円前後のお値段 (いきなり金額の話か!)、手頃なサイズ(13cm~15cm) での発売が続いていた千値練×T-REXシリーズ。
その第4弾である巨神ゴーグが発売されました!

第1弾~第3弾で発売された商品群と比べ、お値段とサイズが大幅にアップした巨神ゴーグはナント!ナント!ナント!
定価4万円オーバー、サイズ約31cmという超大物となっております。

では


パッケージSxT04_GiantGorg_01.jpg

原作、キャラクターデザイン、アニメーションの作画監督にも携わった安彦良和氏 描き下ろしという、ファンにはたまらない仕様。
内容物のサイズがサイズなだけに高さ43cm、横幅31cm、厚みが約12cmとパッケージのサイズも大きいです。


SxT04_GiantGorg_02.jpg

商品は今なお合金玩具好きの心を離さない発泡スチロールに収められています。

ゴーグ本体はプチプチ (緩衝材) や保護テープを使った養生がされている親切仕様!
商品と発泡スチロールが直に接しないようビニールがかまされていますが、改造180mm砲は裸で発泡スチロールの上に直置き...
箱に入れて保存しておく人は改造180mm砲の下に何か敷いておいたほうがいいかもしれません。


SxT04_GiantGorg_03.jpg

全高 約31cm! まさに巨神と呼ぶにふさわしいたたずまい。
文句なしのバランスとプロポーションです。


SxT04_GiantGorg_04.jpg

はぁ…
ため息が出ます(笑


SxT04_GiantGorg_05.jpg

素で立たせているだけでも商品からひしひしと伝わってくる存在感。
いい時代だ。


SxT04_GiantGorg_06.jpg

肩・手首カバー・腰アーマー・太もも前面アーマー (緑のが打ってある場所) に軟質素材が使用されています。


SxT04_GiantGorg_07.jpg

照明を当てすぎてしまったか?若干、色が明るめになってしまっていますが実際はもう少し濃いめの青です。


SxT04_GiantGorg_08.jpg

肩の付け根が軸可動、上腕にロール軸、ヒジ関節、手首関節。


SxT04_GiantGorg_09.jpg

肩の付け根の関節は引き出し式になっており、関節の基部を起こすことで可動域を広げることが可能。

引き出し式関節というよりは、関節の引き起こし式といったほうがいいのかな?
関節ブロックごと直線的にスライドさせるタイプの引き出し方法ではありません。


SxT04_GiantGorg_10.jpg

腹部にも引き出しギミックが搭載されています。
腰のひねりなど腹部の可動はなかなかのもの。 かなりの前傾姿勢を取ることができる前屈方向への可動域はお見事。


SxT04_GiantGorg_11.jpg

ヒザ立ちポーズ用に搭載されている股部の引き出しギミック。
赤丸で囲ってある股関節ブロックを引き出すことにより大幅な可動域を確保することができます。

かなり思い切った処理に感じますが効果は抜群です。
ヒザ立ちポーズは後ほど。


SxT04_GiantGorg_12.jpg

ヒザ関節の引き出し&足首関節の引き出し
脚の装甲との干渉を避けるための足首関節 引き出しギミックですが引き出したところで接地性はイマイチです(´・ω・`)


SxT04_GiantGorg_13.jpg

つま先も可動式。


SxT04_GiantGorg_14.jpg

付属品 その1
レーザー砲×2、交換用手首(握り×2、開き手×2)、ミニフィギュア(悠宇、ドリス、アルゴス)
改造180mm砲 弾丸(青)×3、7連一体式弾丸(マガジン装填用)

初期状態で可動指ハンド×2が装着されています。


SxT04_GiantGorg_15.jpg

可動指ハンド / 握り / 開き

画像下は手首の取り付けジョイント。
手首関節のスイングには問題ありませんが、関節の基部が異様に固く回転させるのが非常に困難。 個体差でしょうか?


SxT04_GiantGorg_16.jpg

初期状態で装着されている可動指

親指の付け根のみボールジョイントになっています。 グワシもできます!


SxT04_GiantGorg_17.jpg

ミニフィギュアの悠宇、ドリス、アルゴス

サイズがサイズだけに、のっぺら顔('ω`;)
アルゴスはともかくとして悠宇はかろうじて自立させることができました。


SxT04_GiantGorg_18.jpg

物凄い気合の入った造りになっているアルゴスのおチンタマ。 変なところに力を入れるんじゃぁない!
そこじゃあない、そこじゃあないんだよ… 犬のおちんタマよりもドリスのパンツのほうが重要だろう?普通に考えたら。
…え、違う?普通じゃない?


さて

SxT04_GiantGorg_19.jpg

付属品 その2
改造180mm砲


SxT04_GiantGorg_20.jpg

大型武器の改造180mm砲。 サイズは約30cm


SxT04_GiantGorg_21.jpg

砲は3つに分割することが可能。
マガジンには7連の弾丸を装填することができます。

また弾丸(青)は装填し実際に発射させることができるようになっています。
※絶対に人に向けて撃たないでください。


SxT04_GiantGorg_22.jpg

デカいです。


SxT04_GiantGorg_23.jpg

レーザー砲 本体は赤で印を付けてある箇所が左右に可動するくらいで、他には特にこれといったギミックはありません。


■ レーザー砲の収納 ■
SxT04_GiantGorg_24.jpg

ゴーグ背面の収納カバーを取り外します。


SxT04_GiantGorg_25.jpg

収納カバーの上下に付いている黒い化粧パーツを取り外し(画像右)


SxT04_GiantGorg_26.jpg

レーザー砲を挟み込んで固定。
チューブ (軟質素材) の先端を背中の穴に差し込んで完成!


SxT04_GiantGorg_27.jpg

馴染みある格好ではないですね(笑


■ 頭部発光ギミック ■
SxT04_GiantGorg_28.jpg

頭部は取り外すことが可能で、発光用の電池ボックスは底面のネジを外したところにあります。
画像右下 : 頭部中央の丸いのが目の発光用スイッチです。


SxT04_GiantGorg_29.jpg

スイッチオン! ピカー☆


SxT04_GiantGorg_30.jpg

胸部のコックピットハッチ開閉ギミック
左胸コックピットにはゼノンさんが着座しています。

ちなみに取扱説明書のセット内容ではミニフィギュア(アルゴス、悠宇、ドリス、???)と記載。
画像はなく?マークで隠されています。


SxT04_GiantGorg_31.jpg


SxT04_GiantGorg_32.jpg

敵の攻撃を手で避ける風な仕草は見せるも基本的にはすべて体で受け止める。 カッコいい!


SxT04_GiantGorg_33.jpg

主な攻撃手段 グーパンチ。


SxT04_GiantGorg_34.jpg

可動指ハンドでの保持は正直、心もとないものがありますね。
レーザー砲のグリップが短いので握り込める部分が少ないというのもありますが、指関節そのものが結構緩めなので...


SxT04_GiantGorg_35.jpg


SxT04_GiantGorg_36.jpg

ヒザ立ちポーズもバッチリです。
股の関節ブロックの引き出し効果はバツグン!


SxT04_GiantGorg_37.jpg

オープニングの構えポーズっぽく。


SxT04_GiantGorg_38.jpg

弾切れになったら殴り棒に早変りする180mm砲。


SxT04_GiantGorg_39.jpg

砲で戦車を殴るゴーグに船長も呆れ半分で突っ込みを入れてましたね。


SxT04_GiantGorg_40.jpg


SxT04_GiantGorg_41.jpg

地味な付属品とも思えるミニフィギュアですが、こうやって見ると一気に雰囲気が出ますね。
遊びやディスプレイの幅も広がるってもんです。

バランスが取りづらいので立たせておくのも大変なんですけどね(笑


SxT04_GiantGorg_42.jpg

変にポーズを付けなくとも、ただ立たせておくだけで十分にカッコいいです。


少しばかり (…というかだいぶ) 値の張る商品ですが、個人的にはそれに見合うだけの価値はあると思います。
塗り分け箇所自体それほど多くないロボットではありますが塗装も綺麗でプロポーションも文句なし。
何だろう? wave から発売された W.H.A.M.! の 鉄巨神 に似た印象を受けました。
【記事リンク】・ wave W.H.A.M.! 機甲界ガリアン 鉄の紋章 鉄巨神


合金玩具とはいえ可動にも重きを置いていることが伝わってくる造りになっていますね。(実際それなりによく動きもします)
軟質の肩パーツとの兼ね合いによる肩関節可動の扱いに最初は少し戸惑いましたが、そこは慣れるしかないでしょうか。
実際に動かした身からすると、肩関節はブロックごとスライド式に引き出せたほうが扱いは楽じゃないかなといった印象。

不満なところを挙げるならば武器類を持たせるための専用手首がないところ。
軟質の肩パーツを止めているネジが丸出しなところ。
足の接地性の悪さ。
こんな感じ。

接地の悪さは元デザインによるところも大きいと思うので強くは言えませんが、武器の保持を可動指ハンドのみに任せているのは…
ガッチリと握り込めるタイプの手首パーツが付属していれば180mm砲やレーザー砲の保持も楽になったと思うのですが。
不満とは違いますが多用されている軟質素材の劣化具合が少しばかり怖くもありますね。

残念ながらポンポンと製品化されるほどの商材とみなされていないのか、立体化に恵まれているとは言い難い巨神 ゴーグですが、
現状でこれ以上はないという出来の商品であることは間違いないと思います。
ゴーグ好きにはたまらない一品ではないでしょうか。 …高いけど(締めも金額で)

同じスケールのキャリア・ビーグル発売してくれないかな。 …かな
欲しいな。 …な



千値練×T-REX 巨神ゴーグでしたー!






千値練×T-REX ブラックゲッター 

千値練とT-REXがタッグを組んで世に送り出す新シリーズ! その名も 『千値練×T-REX』
シリーズ第2弾として発売となったのは 『真ゲッターロボ -地球最後の日-』 に登場のブラックゲッター!
では!


パッケージ
SxT02_BlackGetter_01.jpg

マットで高級感ある質感のパッケージ。 側面にはシリーズのナンバーが印刷されています。
正面左上の 「S」 と 「T」 を組み合わせデザインされたものが 「千値練×T-REX」 のロゴマークだそうです。

どことなくEX合金っぽくも見えるパッケージデザインですね。


SxT02_BlackGetter_02.jpg

パッケージの前面はマジックテープ止めされた開閉ウインドウ式。
中を確認することができます。


SxT02_BlackGetter_03.jpg

本体から。
全高はツノを含めると約16cmといったところ。
ボディの黒は塗装で再現され、マットで落ち着いた高級感あるたたずまいになっています。

素立ちだけで存在感を示せます。


SxT02_BlackGetter_04.jpg

カテゴリ的には合金玩具として見ていいのでしょうか?
手に持った印象はズッシリ、ひんやり。

やや大袈裟に寸胴で樽体型なアレンジが加えられていますが、まとまりのあるアレンジです。
作りもカッチリとしていて凄く好印象。 メチャクチャカッコいい!


SxT02_BlackGetter_05.jpg

ブラックゲッターらしい狂気じみた顔(特に瞳)が素晴らしい!
瞳は試作サンプルから変更されたようです。 製品版のほうが断然イイですね!

額のクリアパーツ、ツノの内側のディテールなどにもこだわりを感じます。


SxT02_BlackGetter_06.jpg

胸のグリーンの部分はクリアパーツで、マットな質感の黒ボディに映えます。
首周りのボロマフラーはPVC製。


SxT02_BlackGetter_07.jpg

首のボロマフラーを外してみました。
イケメンです。

画像右下なんですが、首パーツの隙間に金属製の部品があるのがお分かりになるでしょうか?
実はアゴを引いたときに首の前面パーツが内側へ沈み込むようにスプリングが仕込まれているんです。
…こんなところに、こんなギミックを仕込むなんてはじめて見ました。


SxT02_BlackGetter_08.jpg

首のボロなしの全身はこんな感じ。
スタイリッシュなブラックオックスといった風貌。



■本体ギミック
SxT02_BlackGetter_09.jpg

胸パーツは独立して可動させることが可能。
腕を横に大きくあげたときに肩パーツが干渉しないよう跳ね上げることができます。


SxT02_BlackGetter_10.jpg

ヒジ関節、手首関節は引き出し式。


SxT02_BlackGetter_11.jpg

「ゲッター3」 の腕のような形状をした関節パーツがせり出してきます。
うーむ、いかす。


SxT02_BlackGetter_12.jpg

股関節も引き出すことが可能になっています。


SxT02_BlackGetter_13.jpg

ヒザ関節は2重関節になっているので90度以上の曲げが可能!
ヒザを曲げた際には、ふくらはぎのカバーパーツが内部へとスライドし可動域を確保。


SxT02_BlackGetter_14.jpg

ここまでやる必要があったのか?レベルの足首可動(笑
上の画像はともかく、足首関節そのものの自由度が高いので接地性はバツグンです。

つま先の可動ですが可動部を足の中心近くにもってきていることもあって、起こしたつま先部分だけでも設置面積はかなり大きめ。
最近よく見かけるつま先可動ギミックですが、ここまで接地性の高いものは初めてお目にかかったかも?


SxT02_BlackGetter_15.jpg

片ヒザ立ちなんて余裕でこなします。


SxT02_BlackGetter_16.jpg

赤丸で囲った部分はスイッチになっています。
スイッチを押し込むと腹部のパーツがはずれ、ゲッタービームの発射口が現れます。


本体ギミックはこんなところでしょうか。


SxT02_BlackGetter_17.jpg

付属品 その1
ゲッタートマホーク×2、トマホーク用チェーン、トマホークマウント用パーツ×2、台座用接続パーツ
トマホーク持ち手×2、開き手×2、持ち手×2、スパイク(長)×2

パッケージの状態で本体に握り手×2が装着されています。

トマホーク用の持ち手の他に、形状違いの持ち手が付属しますが、どうも2014年3月発売(予定)のゲッター1に付属する
ゲッターマシンガン用の持ち手っぽいですねー。
ゲッター1も買え!というメーカーさんからの無言の…


SxT02_BlackGetter_18.jpg

付属品 その2
専用台座+支柱+グリップ、布製マント

専用台座は同メーカーから発売されている 「RIOBOT」 シリーズに付属するライオボード台座と同じものらしいです。
台座の上にあるコの時型のパーツは台座同士を連結するためのパーツかな?
黒ベースの上にクリアの板がひいてある小洒落た感じの台座です。


SxT02_BlackGetter_19.jpg

オプションハンド。



■付属品に関連したギミック
SxT02_BlackGetter_20.jpg

スパイクの長、短を付け替えできるのは握り手のみとなっています。
スパイクパーツのハンドパーツへのハマりが甘いのか、外れやすくなっているので遊ぶ際には紛失に要注意!


SxT02_BlackGetter_21.jpg

ゲッタートマホークは柄の先端パーツを外し、チェーンパーツに付け替えることができます。
劇中にはなかった玩具オリジナルのギミックです。


SxT02_BlackGetter_22.jpg

背面のパーツを起こすと内部からゲッタートマホークをマウントするパーツが現れます。


SxT02_BlackGetter_23.jpg

付属するゲッタートマホークマウント用パーツと合わせてガッチリと固定。
こちらもチェーントマホーク同様、玩具オリジナルギミックになっています。


SxT02_BlackGetter_24.jpg

お尻にあるメクラ蓋を外し接続パーツを取り付ければ専用台座を使ったディスプレイも可能!


SxT02_BlackGetter_25.jpg

布製のマントを取り付けるためには頭部、首、マフラーパーツを外す必要があります。
マント、首パーツ、マフラーパーツ、頭部という順番で装着してきます。


SxT02_BlackGetter_26.jpg

ようやく馴染み深いお姿になったブラックゲッター。
布製のマフラーには全部で5本の針金が内臓されていて自由に表情付けをすることができるようになっています。

先端部のボロ具合や、すす汚れた感じもいい雰囲気。


SxT02_BlackGetter_27.jpg


SxT02_BlackGetter_28.jpg


SxT02_BlackGetter_29.jpg


SxT02_BlackGetter_30.jpg


SxT02_BlackGetter_31.jpg


SxT02_BlackGetter_32.jpg


SxT02_BlackGetter_33.jpg

専用台座は使えないことはありませんが、空中でポーズ付け固定!といった使い方をするのは非常に危険です!
支柱の関節部にあるネジを増し締めしてもブラックゲッターを保持できるだけの力はありません。

専用台座はあくまでも補助、ブラックゲッターをきちんと接地させた状態で使用するのが無難です。


SxT02_BlackGetter_34.jpg

ゲッタァァァァァァ んビィィィィィィィィィィィんムッ!!


SxT02_BlackGetter_35.jpg


凄いぞー!コレ!


まず最初に注意点。
・個体差かもしれませんが手首ジョイントの腕側(基部)が硬めなのでグリスやシリコンスプレー等で対応をしておくのが◎
・上腕ロールのテンションがキツめなので、腕の向きを変えるときは上腕ロール軸に近いところを持って回すのが◎
(前腕部を持って回転させるとヒジ関節に負荷が掛かって関節破損の恐れがあります)


ということで、このブラックゲッターですが出来は相当いいと思います。 特にアクション性が非常に高いことにビックリ。
合金比率の高いアクションフィギュアとして出したものなのか、可動範囲が異様に広い合金玩具として出したものなのか、
判断に迷うレベルですね。

塗装精度なども問題なく、しっかりと作りこまれているなという印象です。
手に取ったときの重量、合金ならではのひんやり感、落ち着いた色味の塗装等々、可動面以外の部分での満足度もかなり高いです。

気になったところといえばヒジの関節パーツの作り(強度)が少々頼りなさげなところ。
あとはイマイチ使い勝手の悪い専用台座くらいですね。
その他は本当にしっかりとした作りこみがなされた、良玩具だと思います。


少しばかり値の張るお値段ではありますが、ゲッター線にやられちゃっている方、ジジィに恨みのある方ならば、
きっと満足いく商品になっていると思います!



千値練×T-REX ブラックゲッターでしたー!






ゲッター2は発売されないのかなぁ?(チラッ
ゲッター3は発売されないのかなぁ?(チラッチラッ